かばんの中の折りたたみ傘~診断士KOMAPPY活動メモ~

診断士としてやっていること。これからやることを。講義録とか、セミナー等のレポートも。

ヒヤリしたり、ハットしたり。それは大事故の予兆かもしれない~ハインリッヒの法則~

「七夕の夜に願いをこめて」

そんな呼びかけで昨日は柏市内の士業勉強会が開催されました。テーマは前回からの続きで介護事業がメインの企業さんの今後の事業展開についてでした。(前回はSWOTなどを使った課題の整理までを行いました。)

 

わずか2時間で出てきた話題が、ISOの基準を部分的に使った中小企業レベルで導入できるマニュアル作成、経営者の想いを残す社是の作成、成年後見制度について、事業承継のための会社再編、農業法人太陽光発電と盛りだくさん。2時間の勉強会では収まらず、結論部分は次回に持ち越しということになりました。

 

そのエキサイティングな勉強会の中で出てきたキーワードの一つがタイトルの「ヒヤリハット」。一つの大事故のかげには本当に軽い 「ヒヤリハット」 程度の事象が300、中規模の事故が29ある。

これがハインリッヒの法則の法則です。

(参考:wikipedia ハインリッヒの法則

 

重大事故を防ぐためには、この「ヒヤリハット」段階から、いかに自己防止のための改善、予防を行うことで、そのために作業手順等を記載したマニュアル作成も役に立つ。ってことなんです。

 

実際の企業のコンサルティングや実務に当たられている先生方同士での実践型勉強会ですから、このほかの話題でも役に立つことが山のようにあるのですが、それをまとめるのはかなりの時間がかかります。その他のテーマについてはまた折に触れて、だんだんとご紹介したいと思います。