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かばんの中の折りたたみ傘~診断士KOMAPPY活動メモ~

診断士としてやっていること。これからやることを。講義録とか、セミナー等のレポートも。

Mからの脱却!~女性の活躍が今後の日本経済を支える~

連日の暑さと、時差の関係で、ロンドンの一番いいところは、だいたい深夜というよりは夜明けに近い時間です。そこまで起きていて、とれそうでとれない金メダルなんてストレスも重なり、超寝不足で眠いという方、多いのではないでしょうか。

 

マゾ体質の人はこの寝不足の自分がいとしいなんて思ったりしてませんか?

そのM体質からの脱却が今日のテーマ。

 

 

 

ではありません(笑)

 

今日は、臨時の企業研修で、経営についてのテーマということでしたので、2012年の中小企業白書について話してきました。(白書については発表直後にも前のブログで取り上げていますが、今日はより突っ込んだバージョンということでお送りします。)

 

今年の白書の締めが「我が国中小企業は、大震災からの復興に向けて役割を果たすとともに、海外展開、女性の活躍により潜在力を発揮し、円高、人口減等の試練を乗り越えて前進していく。」ということで、講義では「円高対策」と「女性の就業・起業」について主にお話をしました。

 

シンプルなまとめとして、経済産業省のホームページに「2012年版  中小企業白書のポイント」というPDFがアップされていますが、

この3ページに「M字カーブ解消による女性の労働力人口増加の試算」というのがあります。M字カーブとは女性20代の頃労働力率が70%なのに女性35-39代に向けて60%に下がり、また45-49歳に向けて労働力率が上がるこれがM字のようだという現象を指しています。

 

少子高齢化時代でこれから労働力が不足するとき、女性の労働力は貴重だということで

今朝の日本経済新聞にも「働く母、経済成長のカギ 保育所拡充急ぐ 既婚者の労働力率まだ5割 有望人材の復職促す」という記事が出ています。

 

女性30代で労働力率が下がるのは、やはり子育て等で忙しく、働く安い環境がないからということ。そのために日経記事は保育園の拡充等を唱えていますが、白書は女性自らが女性ニーズを取り入れたサービスを起業して、そのサービスへの就業ということもも含め、新たな雇用を創造し、収入を増やし、更に新サービスを開発・創業するという「起業によるスパイラル」を提唱しています。これも含めて、「M字カーブ」をフラットに近づければ、342万人近い就業が見込まれると白書は指摘しています。

 

財政難で少しでも就業人口を増やして税収を確保し、社会的サービスにも民間活力を導入したいと考える国にとって、このアイデアは一石何鳥にもなる話です。将来創業を考えている女性の方、融資優遇や助成など様々なメリットを出してくると思いますから、国の施策に注目していてくださいね。