かばんの中の折りたたみ傘~診断士KOMAPPY活動メモ~

診断士としてやっていること。これからやることを。講義録とか、セミナー等のレポートも。

「ね・ら・い・う・ち!」~標的市場の決定~

高校野球の夏も大詰め。ベスト4が出そろいました。

 

夏の高校野球といえば、応援席からのブラスバンドの演奏が、熱戦を盛り上げてくれます。最新のヒット曲がよく演奏されますが、おなじみの曲も多いですよね.

「サウスポー」とか「コンバットマーチ」とか、そして「狙いうち」。

狙いうち」は山本リンダさんの昭和48年のヒット曲。その曲が今だに甲子園で、そして春・秋の神宮で(東京六大学野球明治大学のチャンステーマで使われています。)でチャンスの際に鳴り響いています。あ、プロ野球、ドラゴンズもだ。

 

 

企業がチャンスを掴むためには、お客さんを捕まえないとなりません。最近では特に消費者のニーズが多様化・細分化していますから、どうやってそのお客さんに合わせたものを出していくのかが売上アップのカギになります。

 

そのために「狙いを定め」ます。その標的を決めるのは、1.セグメンテーション(市場細分化)→2.ターゲティング→3.ポジショニングという手順で行われます。

 

セグメンテーションは、不特定多数の顧客をたとえば年齢のような人口統計的基準、東日本と西日本のような地理的基準、ライフスタイル等の心理学的基準、購買状況のような行動基準等で戦略上「同質」と考えられる小集団に分けていく作業です。そのセグメントされた集団の中でどこを狙うのかがターゲティング。そして戦略的優位性を築くのがポジショニングになります。

 

チャンスを作るための作戦構築。標的市場の決定はマーケティングの初期の作業の一つでこの後、マーケティングミックスへと話はつながっていきます。

 

というわけで今日は毎週火曜日求職者支援訓練 マーティングの講義@鎌ケ谷 初富教室の内容の一部からお送りしました。

 

ps.現在10月15日開講 求職者支援訓練「労務・法務スタッフ養成科」応募受付中です。問い合わせを多数いただいております。FAQはこちら担当のブログから。