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かばんの中の折りたたみ傘~診断士KOMAPPY活動メモ~

診断士としてやっていること。これからやることを。講義録とか、セミナー等のレポートも。

ブラックアウト

2週間ぶりの更新です。今日はマーケティングの講義@秋葉原です。

 

このところ気温差が激しいせいかよく雷が落ちますね。実は昨日早朝の雷のあと、自宅の電気が落雷のあと1分程度落ちました。もう明るかったので、特に不安はなく、すぐ復旧したのちオーディオタイマーが飛んでいたのが、強いていえば被害でした。この停電、英語ではblack outといいます。

 

今日のマーケティングでは、実例を取り上げようということでスポーツのマーケティングを話題に入れたのですが、実はこのマーケティングに、black outの別の意味がからんでいます。

 

スポーツの試合で、ホームチームのエリアをあえて外した放送のことをblack outといいます。アメリカンフットボールNFLなどで特に取り入れられているのですが、地元の人がテレビを見ちゃって、スタジアムにいかないのは興行面で問題がある。だから、試合が満員になって、テレビでしか見られない状況のときにだけ地元向けの放送が行われ、逆に空いてしまった場合にはビジター向け、または当該地域を除く全国に中継が行われる。この状況がblack outなわけです。ビジターはよっぽどのことがない限り、旅行にいかなきゃ見れない。だからこそ、ビジターこそ、地上波テレビの役割が大きいわけです。

 

一方、ホーム向けの放送で重要な役割を占めるのがラジオです。地元チーム専属のアナウンサーが自チームを精一杯盛り上げます。ファンを作り育てることがラジオの役割になります。

 

ここがプロモーションの核となるわけです。

 

一方、ペイテレビはお金をかけてでも全試合を見たいというファンとチームの財政を支える、大切な手段です。

 

日本プロ野球では親会社にメディアが多いことから、この通りにはいかず、地上波テレビでは巨人を中心としたセリーグチームの中継が全国的にどんどん行われてきました。ところが、関東地方ではプロ野球人気が下降気味。それによって地上波からBSに放送の中心は動きつつあります。一方、新たにパリーグが進出した、九州・東北・北海道では野球熱が盛り上がり、地元向けだけの中継が増えているようです。ラジオでは九州のRKB・KBC、東北のTBC、北海道のHBC、STVが熱のこもった中継を行っています。

 

今週の月曜日、祝日のナイター。関東でラジオナイター中継を行って気を吐いていたのはQRのソフトバンクvsライオンズ戦のみ。マジック6だった中日対巨人は月曜日には聴くことができませんでした。地上波テレビ局もなかったので、ワンセグでも中継はなし・・・。うーん、こういうときこそ、プロ野球人気を維持するためにも、電波政策をもう一度プロ野球界全体で考えなくては、今後に響いてくるのではないかな。

 

そんなことを交えて、日本プロ野球の親会社のマーケティングと、子会社である、球団のマーケティングの解説を少しやってみました。そのほか球場のネーミングライツとか、スポーツは結構マーケねたの宝庫だったりしますね。