悪い話は良いことに挟み込んで-サンドイッチ話法-
今年、こちらのブログ初投稿となります。本年もよろしくお願い申し上げます。
求職者支援訓練「法務・労務事務スタッフ養成科」の講義もあと1ヶ月とちょっとを残すだけとなりました。本日は「職業能力基礎講習」の担当でしたので、そちらの内容から。
もし、上司として部下に、言いづらいけれど、叱らないとならないとき、ストレートに感情をぶつけても、相手もムキになって反発して、結局いうことを聞いてくれなかった、なんてことありませんでしたか?
こんなときに役立つ方法としてサンドイッチ話法というのがあります。かんたんにいうと「具は伝えたいこと(相手を叱る内容)」だとしたら、パンは上は「ほめ言葉」ではじめ、下は「希望、期待」で締めるということ。
例えば「最近、よく頑張っているね。朝も早くから頑張ってくれているようだね。(ほめ言葉)」
で始めて、真ん中は「今回、君らしくないミスをしてしまっているね。疲れているかもしれないけれど、最後まできちんと確認をして提出はしないとダメだよ。」といいたいことは伝え、最後に「君は中堅として、会社を支える大切な存在です。期待しているからよろしく頼むよ!」と後味のよい形で締める。
これなら、相手の心象を悪くせず、必要なことは伝えられますね。これで、言われた相手が前向きに課題に取り組んでくれればいうことなし!
管理職としてやっていかねばならない方に是非、知っておいて欲しい、話し方・伝え方です。