かばんの中の折りたたみ傘~診断士KOMAPPY活動メモ~

診断士としてやっていること。これからやることを。講義録とか、セミナー等のレポートも。

第3回 異業種交流会レパン@船橋 6月27日(木)18:50~です。

 梅雨に入りました。でも求職者支援訓練の受講生の方から、「雨の日は傘がさせるから、楽しくていいですね。」と。そういえばこのブログも、「折りたたみ傘」でした。シーズン到来ですね♪

 

 さて、昨日は第2回のレパン交流会@船橋。今回はいつもお世話になっている根本幸治さんに冒頭30分ほど進行をお願いして、参加者の皆さんに熱く語っていただきました。「そうか、自己紹介もこう促せば、雰囲気が変わるのだな。」またまた発見がありました。歴史の話、好きなアーティストの話などを、その後も語っている方もいて普段のビジネス交流会に一味加えた深みができたのかなと思います。

 

 さて、次回第3回レパン交流会@船橋のお知らせです。6月も最終木曜日に同会場で開催します!

日時 6月27日(木)18:50~20:50 

会場 船橋商工会議所 5階 501会議室

住所 千葉県船橋市本町1-10-10 

アクセス 

●JR船橋駅 徒歩5分 / 京成船橋駅 徒歩3分

参加費 2,000円

 

何か企画をまた考えようかなぁ。普通に進行しようかなぁ。少し考えてみますね。そこも含めて第3回にも乞うご期待!皆さんのご参加をお待ちしています

「人は知らない仕事には就かない。けれど、知らない仕事に適性があるかもしれない。」~ジョブカード講習

 3日間名古屋に行ってきました。その間

・行きの新幹線の中で本を読みました。

研修を計13時間受けてきました。

おいしい物をいただきました。

野球を見てきました。

・人と話してきました、

と、もりだくさんの3日間でした。何を食べてきたとかはfacebookを。ナゴヤドームの模様は、現地で観戦のナビゲートをしてくれた浅岡さんのブログ(お世話になりました!)をご覧いただくとして、ここでは今回の一番の目的(上では太字)、「キャリア・コンサルティング基礎研修」「ジョブカード講習」受講のお話を。

 

 弊社でも実施している求職者支援訓練では、失業した方が就職に結びつく武器を入手するため、訓練を受講されます。訓練校としてはただ知識を身につけてもらうだけではなく、訓練受講後の就職の支援がさらに大切ですので、期間中に3回以上のキャリアコンサルティングを行います。そのキャリアコンサルティングの担当になるための研修があって、実施曜日の関係で、東京ではなく、名古屋に受講にお伺いした。というのが今回の受講の簡単な流れです。

 内容は充実していました。初日の午前はキャリア・コンサルティングの座学、午後はロールプレイング。2日目の午後はジョブカードの仕組みや書き方のお話し。午後は発行のための面接のロールプレイング。ご担当の宮内先生の講義が面白くて、ためになる。実際、求職者支援でも役立ちそうな話題が一杯だったのと、ロールプレイングでご一緒した方々のやり方が大変参考・勉強になり、行ってよかったなというのが率直な感想でした。

 

 タイトルは研修中のまとめの中で、先生がおっしゃった言葉の中から。職業に対する情報提供や、キャリア・コンサルティングでのお話から求職者の可能性を引きだすこと、エンパワーメントすることが我々の役割であることを再認識しました。今後もこの分野の勉強をぜひ、進めていきたい。そんなことをさらに感じた2日間でした。

 

 さあ、明日からは再び、求職者支援の簿記の先生です。検定試験間近です。生徒の方々のためにももう一頑張りしなくちゃ!

 

「ゼロからの人脈創り」のお手伝いをしたくって・・・・レパン交流会@船橋 5月30日(木)18:50~開催です。

 いい季節になってきましたね。自転車を渡る風も爽やかです。こういう時期は、木々も花も元気になる時期で、亡父が残していった花や木の手入れのお手伝いもやらないといけない時期。(お花関連のお話はこちらのブログをご覧ください。)ついでに持ち帰りの仕事もこの週末はあって、5月はばたばたと過ごしております。

 

 さて、今日はお仕事関係のお知らせです。ひょんなことから、異業種交流会の主催者というのを始めることになりました。私がお世話になっている異業種交流会レパンの代表藤堂さんから「千葉方面の主催をやってみませんか。」とお声掛けしてもらったのが、きっかけです。のれん分けみたいな形ですね。その会の第2回を5月末に開催します。場所は千葉県の船橋になります。

 <船橋レパン交流会>

日時 5月30日(木)18:50~20:50 

 会場 船橋商工会議所 5階 501会議室

住所 千葉県船橋市本町1-10-10 

アクセス ●JR船橋駅 徒歩5分 / 京成船橋駅 徒歩3分

参加費 2,000円

 くわしいことはこちらからどうぞ。

 異業種交流会は自分も、他の参加される方も「何か」を探しにくることが多いと思います。ですから相手の話をじっくり聞き、自分の話も少しする・・・すると共感の輪から何かが生まれることもあります。私も他の士業の方との交流がレパンの交流会でスタートしたり、アイデアとかやる気とかをもらったり、与えることもできているとよいのですが。

 ゆったり楽しく話して行く中から、新しい「何か」を生み出してほしい。そんな気持ちで、生まれたての交流会を運営していきたいと思います。お申込みはこちらのフォームからお願いします。

 

2013年中小企業白書発表~自己変革を遂げて躍動する中小企業・小規模事業者~

 久々のブログです。求職者支援訓練の簿記は順調に日程を消化して、2ヶ月で日商3級、2級の範囲を終了しました。これから、検定や財務分析に役立つ演習を行っていきます。GWの谷間の今日、明日も講義があります。頑張らなくちゃ。

 さて、今日はちょっとした情報を。中小企業庁から毎年恒例の中小企業白書の今年度版が発表されています。サブタイトルは、「自己変革を遂げて躍動する中小企業・小規模事業者」。

 

 事業承継、IT、白書50周年記念あたりがメインテーマのようですね。GWにじっくり目を通してみます。

 

 GW後半戦では先日受講したセミナーとか、本のことも書いていきますね。

「イタリア化、それが怖い」-野口悠紀雄氏「日銀の新金融政策について」

 懐かしかったです。4月26日金曜日、母校である早稲田大学大学院ファイナンス研究科(日本橋コレドの5Fにあります。)の特別講義に行ってきました。

 

 現役時代には人気も高くて選択できなかった野口悠紀雄先生の講義。それも話題の日銀バズーカ=「日銀の新金融政策について」についてテーマですから、楽しみにして参りました。実質30分強の講義でしたが、興味深い話が。後日、ファイナンス研究科のホームページで、ビデオ収録された講義の模様が無料配信(このページの過去講演アーカイブから)されると思いますので、興味を持った方は是非、そちらをご覧ください。

 

 気になったことをあくまで私の受取方で、メモ書き程度で書いておきますと・・・。

 

  • 国債の買い上げによって、一時的には金利が下がるはず。なのに長期金利の水準は乱高下したのち、「異次元緩和」の前より実は高い水準で推移している。ということはプロが参加する債券市場の参加者の将来の見方はやや金利上昇を予想していることになる。
  • 日本国債を買いたいという市場からの声と合わせて、人気取りにもなる財政膨張(例えば法人税・所得税の引き下げ、公共投資の増大、消費税アップの見送り等)の財源を、国債増発に頼ると、金利の乱高下、インフレを誘発する可能性がある。
  • 実質的に、残存期間長期の国債を市場から買うということは、国債の直接引き受けと近い効果を持つので、政府は国債の消化については心配せずに、国債を増発することが可能。だから、国債増発の歯止めはかけ辛い。
  • 国債の信認が低下することによって、まだインフレが起こらないうちから、格付けの格下げによって、海外投資家が日本国債から資金逃避を起こし、それに国内投資家も追随すると、とんでもないことが起こる可能性がある。その恐れがあるというだけでも市場がパニックになる。それが起きたのが最近ではイタリアである。
  • 今、大切なことは、一時的には人気も高い政策にもなる、財政膨張による国債増発をいかに防ぐか。そこを監視しておくことであろう。

 

 

見越と繰延

 2月から3月にかけて怒涛の日々が続いておりました。久々こちらのブログを更新させていただきます。

 

 2月25日から求職者支援訓練「経理・総務事務スタッフ養成科」がスタートして早3週間。私の担当としての目標は簿記の先生として、6月9日にある日商簿記試験の合格。特に2級の合格なのですが、順番としてはまず3級が先。そこで受講生の方々には、短期間で3級範囲を体験して頂いています。てなわけで、実はこの間に仕訳的には3級の主要範囲を一通り学んでいただきました!来週は補助簿の付け方、そして試算表、精算表と進んで行きます。

 

 そんな中で受講生の方に頂いた質問、「見越」と「繰延」が理解できないのだけれど・・・。と質問をいただきました。

 

簡単にいうと

見越とは、来期→当期。

繰延とは、当期→来期。

 

 

見越は今年まだ発生していない費用または収益を当期分として認識することなので、費用ならば借方、収益ならば貸方と「本来勘定科目として発生する側を増やす。」

 

繰延とは当期払ってしまった分の一部を来期分に送るので、費用ならば貸方、収益ならば借方と、「本来勘定科目として発生する逆(取り消す側)を増やす。」

 

費用なら本来借方に、収益は貸方に立ちます。この基本をきっちりマスターしてそこから、引くのか、足すのかをきっちり理解することが大切だと私は思っています。(もし、緊張して、覚えていたことを忘れてしまっても基本がしっかりしていればすぐ思い起こすことができますから。)

 

 仕訳でいいますと

 <見越>

 ・費用

 期末(借)(~費用)×× /(貸)(未払費用)××

 例えば、お金を借りて利息は来期まとめて払うというときには、まだ払っていないけれど、当期に属する分の利息を費用計上(借方)にし、貸方にはあとで払わなければならない義務としての負債を置く。

 ・収益

 期末(借)(未収収益)×× /(貸)(~収益)××

 来期に1年分の収益をまとめて受け取る時、今年分に属する収益を貸方に立て、借方にはこれからお金を受け取れる権利が生まれたということで資産を置く。

 

 <繰延>

 ・費用

 期末 (借)(前払費用)××/ (貸)(~費用) ××

  1年分まとめてはらった費用の一部が来期分の分にもかかっている。その分を差し引くので、費用が貸方に行く。借方はその分来期にもその分の効用が得られるので前払い費用という資産を置く。

 

 ・収益

 期末(借)(~収益)××/ (貸)(前受収益) ××

  1年分まとめて受け取った収益の一部が来期分にかかるので、当期の収益を取り消すため、収益を借方に置く。貸方には、受け取ってしまった分、その分の働きを来期にしないといけない(例:家賃なら来年もその分の期間家を貸す。)ので、債務→勘定科目的には負債となる前受収益を置く。

 

 この見越と繰延は簿記3級試験では第5問で出題される精算表でも重要な位置を占めます。じっくり繰り返し取り組んで行く予定です。

 

できる店舗・施設オーナーの「LINE@活用術」@渋谷ヒカリエ

 あっという間に、10月開講4ヶ月の求職者支援訓練が終わり、2月25日開講の訓練が明日に迫ってきました。今度は簿記の先生です!頑張りますよ。講義でどんなこと取り上げたかは折々にこのブログでご紹介します。

 

 でも、この2つの訓練の間には10日間も休みがあったはず・・・あれ?普段より忙しいぞ。てな感じで慌ただしくばたばたと日々は流れていきました。ブログの更新も止めていました。すみません。

 

 それでも合間を縫って20日(水)のセミナーに参加してきました。『できる店舗・施設オーナーのLINE@活用術』。運営会社NHN JAPANさんのオフィスは渋谷ヒカリエ。初ヒカリエに興味があって・・・ではなく、わずか19カ月で1億ユーザーを獲得したSNSサービス「LINE」(ちなみにtwitterは49ヶ月、facebookは54ヶ月)が今後中小企業向けサービスを強化するということで立ち上げた「LINE@」のセミナーということで、今後我々のような中小対象の会社でもニーズが増えてくることを見込んでの参加でした。

 

 会場はテレビ東京ワールド・ビジネス・サテライトのスタッフの人が取材に見えていたりして、(その取材の模様「O2O(オー・ツー・オー)を巡る戦い」はこちらから)」 なんだか華やかなムード。そんな中でLINEの特徴の説明、ネタフルの小暮氏によるネタコーナー、実際に「LINE@」を使われている事業主さんや、京都府の担当を交えてのパネルディスカッションもあって、内容は満載でした。

 

 印象的だったのは、LINEの使い方はまだ未知数な部分はあるけれど、メッセージが仕組み上PUSHであるので、ほぼリアルタイムで届き、開封率も高く、コンバージョンにつながりやすい。それゆえにあまりしつこい配信は、逆効果にもなってしまう可能性もあり、「開けてみてよかったな(例特典付きの情報等)と思えるもの」を「あまり頻度を上げることなく(週1-2程度)」の割合で発信していくなど、コミニュケーションのあり方をブログ、twitterfacebookなどとは変えていくべきのような実践的な内容が多かったことでした。

 

 今後も、NHN JAPANさんはこのようなセミナーを開催していくそうです。相談コーナーなども設けられますから、わからないことも聞けますし、気軽にぜひ参加瀬されてはいかがでしょうか。こういうメディア活用はスピード勝負。あっという間に周り中やっているということになるかもしれませんね。