かばんの中の折りたたみ傘~診断士KOMAPPY活動メモ~

診断士としてやっていること。これからやることを。講義録とか、セミナー等のレポートも。

貰えればいいというものでもなく・・・~報酬制度~

さて、毎週木曜日は秋葉原で企業研修です。

 

こちらは引き続き人的資源管理の分野から、この日は報酬制度についてお話しました。

 

人事考課はなんといっても、報酬=賃金に結びつきます。セールスの現場などで売上や利益等に応じて賃金が支払われるのが「成果給」の考え方です。フルコミ(フルコミッション)の仕事なんていう言葉もご存知の方、多いのではないでしょうか。

 

ただ、日本では年功序列が今までの基本。年齢や経験をもとにした「年功給」に、職務の重要性を加味した「職務給」、その人の能力を考慮した「職能給」などが基本給として挙げられます。

 

 

現金収入のうち、毎月一定のルールに従って払われるのが「定期賃金」。一方、業績が良かったとか、年末や夏の資金などとして臨時に支払われるのが「賞与」です。

 

定期賃金は「基本給」部分と、「手当」に大別されます。そして残業代・休日出勤手当などの「所定外賃金」と加えて毎月少なくても1回は支払われることになります。この例えば、「毎月少なくても1回」とか「残業代の支払い方法」などについては、このあとの労働関係法規で取り上げていきたいと思います。

 

こういった給与支払いのルールをきちんと定めることで、労使間の無用なトラブルが避けられます。是非、経営者の方、そして人事労務担当の方にはこういった仕組みを理解していただければと思います。

 

このような知識を元に就職戦線を戦っていこうと思っている方、求職者支援訓練「労務・法務スタッフ養成科」。只今応募受付中です。制度について(リンクを叩くとpdfがダウンロードされます。)やお申し込みはお近くのハローワークに。内容については弊社(株式会社セレナ)までお問い合わせください。

 

※ばたばたしていてこちらのブログの更新が滞っておりました。実際の更新は本日8月13日に行っていますが、URL等日付は講義の日に合わせて更新をかけておりますので、ご了承ください。(バタバタしているのは、別の仕込みをやっていたということで、そちらはもう少ししたらお知らせしたいと思います。お楽しみに)