かばんの中の折りたたみ傘~診断士KOMAPPY活動メモ~

診断士としてやっていること。これからやることを。講義録とか、セミナー等のレポートも。

従業員が企業統治の主役?~コーポレートガバナンス~

会社はだれのものか?

本来的には会社を立てた株主のものであるでしょう。

株主が取締役を選び、取締役会が代表取締役を選び、取締役会が 代表取締役 の業務執行を監視するというのがコーポレートガバナンスの基本構造です。

けれど、日本においてはそれだけと言い切れないところがあります。

株主は株を売ればその任期?が終わります。取締役は多くが任期2年ですす。(10年にもできますが。)従業員は終身雇用、または長期雇用が主流で、会社がつぶれると一番損をするのが従業員。だから、日本では従業員主体のコーポレートガバナンス=従業員による経営陣の監視が機能するのだ。という説明があります。

 

コーポレートガバナンス上での大ニュースといえる、ライブドア事件からずいぶんと時が経ちました。あの事件と直接関係しているかどうか、わかりませんが、あの事件のあとラジオ局からテレビ局に転籍になったアナウンサーの社内での自殺というニュースが昨日報じられていました。大きなニュースの陰に、生きる方向性を微妙に変えられた人がいる。そんなことをフト感じました。